こんにちは。
長かった冬も終わり、桜の季節になりました。
新年度は心機一転、新しいことを始めたい!という方も多いのではないでしょうか。
今回は「エネルギー」と「熱」について、楽しく考えてみたいな!と思います。
楽しさのカギは、今回もやはり「恋愛に例える」です。
桜舞い散る春に、好きな異性への想いを馳せながら妄想していたら、
気が付いたときには「エネルギー」と「熱」についてマスターしていた!
なんて都合のいい充実した時間も夢ではありません(笑)
エネルギーとは?
エネルギーはモノやヒトを動かす燃料
厳密な定義や科学的解釈は、教科書や参考書、詳しいサイトにお任せすることとして、
あくまで簡単な言葉で説明するとしたら、
エネルギー=燃料
という理解で充分です。
僕たち人間が外に出て友人と楽しいひと時を過ごせるのも
勇気を持って告白したり、そのセリフを考えるのも
エネルギーが無ければできません。
彼女にLINEを送るためのスマートフォンが動いてくれるのも
デート先まで送り届けてくれる電車が動くのも
エネルギーがあってのことです。
エネルギーには、熱、電気、光など様々な形に変換されますが、
どれも人間や機械を動かしてくれる燃料になり得るというイメージで大丈夫です。
熱とは?
熱男はエネルギーを燃やしているからアツイ!
熱を訓読みすると「アツい!」ですね。
WBCでは「熱男」松田選手が大活躍でしたね。
松田選手を例えに使うなら
エネルギーをたくさん使って燃えているから、その分熱を放出して「熱男」になれる
というイメージでしょうか。熱い男でいるためには燃料も沢山必要です。
熱はエネルギーを燃やした後のゴミ
しかし、化学や物理を考える上では
熱=ゴミ(廃棄物)というイメージをするとわかりやすいです。
決して松田選手がゴミと言ってるわけではありません(笑)
熱い松田選手あってのソフトバンクです。
少し話が逸れましたので、なぜ熱=ゴミなのか、説明します。
熱は空気や物体の運動
寒い季節にはストーブや床暖を使って体を温めます。
石油や電気などの燃料が持つエネルギーが、空気や物質を作る粒子(分子)を激しく運動させることで熱に変換されるため、温かく感じます。
ここで更にわかりやすくするために、空気に絞って話を進めます。
熱はどんどん広がって回収できなくなる
ココアやコーヒーなどの温かい飲み物は、冬場の受験生の強い味方ですよね。
ただ、温かい飲み物は放置しておくとすぐに冷めてしまいますね。
熱は粒子の運動なので、
飲み物がコップに触れる→コップが空気に触れる→空気はどんどん広がっていく
という具合で、時間と共に広がって均され、使えなくなってしまいます。
よく「熱エネルギー」という言葉があるように、熱も実はエネルギーの一種なのですが、
上のようにどんどん広がって回収ができなくなるため、
他のエネルギーにも変換しづらく、使い勝手が悪いです。
これが、熱をゴミと解釈する所以になります。
運動エネルギーとポテンシャル(位置)エネルギー
エネルギーを大別すると、上の2つに分類できます。
ここは難しく考えず、字の如く理解してもらえれば大丈夫です。
運動エネルギーは、速度を持つ物体が必ず持っているエネルギーです。
熱は空気の運動なので、運動エネルギーの一種と考えてよいでしょう。
それに対して、ポテンシャル(位置)エネルギーは、速度とは関係ないエネルギー全般になります。極端に言えば止まってる物体でもエネルギーを持っているということですね。
この後、恋愛に絡めてエネルギーに対するイメージを深めますが、
恋のエネルギーはポテンシャル(位置)エネルギーです。(笑)
エネルギーを恋愛で理解すると?
エネルギーは
高いと不安定、低いと安定。
エネルギーはたくさん消費して楽になりたい!
ジョギングなどの運動をして汗をかいたあとは、身体が温かくなって気持ちが良いですよね。
好きな人と一緒にいるときも、自然と胸が熱くなったり、恋人の手の温もりを感じて、幸せな気持ちになりますね。
化学も恋愛も、
エネルギーをたくさん持っている状態よりも、
熱をたくさん放出してエネルギーを使い切った状態を好みます。
熱は身体を温める以外には使えないゴミと説明しましたが、
恋をしているときにはたくさん熱い思いをしたいものです。
身体が温かくなる時は、エネルギーを使って熱を出しているときなんですね。
前者を、エネルギーの高い状態
後者を、エネルギーの低い状態と表すことがあります。
以下に図を使ったイメージを加えます。
前回の記事で使った、負電荷くんと正電荷ちゃんを使います!
青い男性が負電荷くん(ふーくん)
赤い女性が正電荷ちゃん(せいちゃん)
です。
①では、せいちゃんが他の男の子と仲良くしているので、ふーくんは一人でモヤモヤ落ち込んでいます。
心が落ち着かない①は、エネルギーの高い状態です。
そこで、そのエネルギーを使って、ふーくんはせいちゃんをデートに誘います。使ったエネルギーは、熱(ハート)となって雰囲気を温めてくれます。これが②の状態です。
①に比べて、②は、ふーくんにとって落ち着く時間、つまりエネルギーの低い状態となります。
ふーくんはその後せいちゃんとの距離を更に縮めます。
せいちゃんはいつもふーくんの傍にいてくれる③の状態では、
沢山の熱が出て心も身体も温かくなる、一番エネルギーの低い状態です。
化学でも恋愛でも、
異性との距離が近づけば近づくほど、
沢山の熱が出て、あったかくなって、
心が落ち着くんですね。
まとめ
- エネルギーは人を動かす燃料!
- 熱は温める以外には使えないゴミ!
- エネルギーは低い方が安定!
恋愛は、沢山熱を出して温かくなりたい!
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。